お囃子をやってみませんか?

●お囃子とは?

 

日本語で「囃す」という動詞では、場を盛り上げるという意味があります。

囃子とはそういう目的を特に太鼓や笛、鉦を使って行う日本の芸能のことです。

日本各地にお囃子は存在し、言葉の訛りの数だけ存在するとは言われています。

そして私たちは、祭囃子をやっています。これはその名前の通り、祭を盛り上げるためのお囃子のことです。その他獅子舞や踊りも加えた演奏を行うこともあります。

 

●おもしろさ

 

お囃子のおもしろさは、5人の演奏者同士が掛けあいができることです。

駆け引きをしながら、お囃子を盛り上げる点にあります。基本的な曲は1つです。

お囃子の会では、何十年も同じ曲をひたすら稽古します。

しかしその中に音の強弱や、音の足し算引き算をしたり、アドリブを加えたりして、その時にしかできない曲に仕上げていきます。

お囃子はさらに、その場の雰囲気も取り込んでいきます。

場を盛り上げるのがお囃子。奏者のみならず環境を盛り上げていくところに技術的、そして精神的なお囃子の面白さがあります。

誰でも1年以内に基本曲ができるようになりそし生涯夢中になることができるのがお囃子の特徴です

 

●稽古の仕方

 

まずは太鼓から稽古をし、基本曲を一通り、その後大太鼓、鉦、または踊りを覚えていきます。

その過程で希望者は笛を習得します。

所謂「和太鼓演奏」と異なる点は、お囃子はメロディーがある点です。

そして5人で絶えずセッションをしている点です。

まさに邦楽のジャズと言えます。基本曲の稽古を通じ、セッションできる感覚を磨いていきます。

ここで習得したものは他の音楽とのセッションでも生かすことができます。

 

 

戸塚囃子

https://www.youtube.com/watch?v=FGVfNUsHKUs

ALMA D’ALMA

https://www.youtube.com/watch?v=Ek1KPCbAb2M

 

 

●新宿区指定無形民俗文化財 戸塚囃子

 

私たちは江戸の祭囃子をやっており、流儀は「田淵流中間囃子」であり、その中の会派「戸塚囃子」をやっています。

戸塚とは新宿区の旧戸塚村のことで、私たちのお囃子は新宿区の無形民俗文化財に指定されています。

従来お囃子は口伝という稽古方法でつまり指導教本の類はなく、口伝えで教えられてきましたが、戸塚囃子は先代戸塚笛吉師匠により囃子の理論を譜面化しており、独習ができる状態になっており、ロジカルに技術を学ぶことができるのが特徴です。

しかし一方で、囃子の精神的な部分もより重要視しており、入口はロジカルに学び易く、そして精神的な部分を学びながら囃子の奥深さを堪能でき、一生の芸能として取り組めるのが最大の特徴です。

 

 

●お囃子の精神 

 

お囃子に限らず日本の芸能や武道には精神性を説いたものが多くあり、精神的な部分が技術に反映されると言われています

お囃子も同様に、単に技術のみを追求してもそれはお囃子にはならなくなってしまいます。戸塚囃子は江戸の文化です

江戸には「イキ」という文化があり、お囃子を通じて江戸の文化やイキを追求していくことが重要です

例えば江戸の囃子では、どんなに盛り上がってきても体を動かしたり、大声を出し合ったりして自分たちの盛り上がりを体で表現することはしません

涼しい顔をして、名人芸をやってのけます。これを良しとしています

決して顔や体では、アピールしない。囃子奏者として、あくまでも音のみでアピールする。そこには高い精神性を追求する姿勢があります

また5人の奏者の駆け引きが重要であり、一人がずっと自己主張すると囃子が成り立ちません

仲間との駆け引きの中で、サラッと主張したり、引いて相手を立たせたり、協調して全体を盛り上げたり、

そういう相手と自分を考えながら「場を囃す」という結果を導きます

相手と場を考え、自分の役目を果たす、そこに囃子の精神があります。

 

 

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